2.1 Linuxのパッケージ管理システム(PMS)→ ソフトウェアパッケージ(software package)
2. Linuxのパッケージ管理システム(PMS)
2-1 ソフトウェアパッケージ(software package)とは
他の言い方で「リポジトリ」といいます。
普段サーバに存在し、インターネットでアクセスが 可能です。
インターネットにアクセスするため使う「PMS Utility」ということがあります。
このPMS Utilityを利用してソフトウェアパッケージを検索できるし、
既にLinuxシステムにインストールされているソフトウェアパッケージのバージョンアップが可能です!!
とにかく、LinuxシステムはPMS Utilityを利用して、ソフトウェアパッケージを管理する形です。
因みに、このソフトウェアパッケージには多くの場合にディペンデンシーというやつが一緒にくっついてます!!
ディペンデンシーとは”他のパッケージ”で、
特定ソフトウェアパッケージが正常に動作するために
必要なパッケージをディペンデンシー(DI)と呼びます。
2-2 パッケージ管理システム(PMS)
ソフトウェアのインストールで一番大事なのはパッケージ管理システム(PMS)
ex) centOS,Fedoraのような全てのLinuxのデプロイメント版は例外なく何かの(PMS)を採用しています。
PMSをどうして使うのかとすると
PMSを通してソフトウェアアプリケーションのライブラリを
インストールするところに使用します。
PMSはデータベースを使用し、データベースを通じて
インストール・ダウンロードのファイルを管理します!!
現在、Linuxシステムにどのようなソフトウェアパッケージがインストールされているのか。
各パッケージにどのようなファイルが存在しているか。
また、インストールされたソフトウェアパッケージのバージョンはどうなっているのかなどの
情報を管理しています!!!
2-2 パッケージ管理システム(PMS)→ PMS Utilityの機能(コマンド)
「PMS Utility」はソフトウェアパッケージのDIを探知して、必要な場合には
(インストールしたい場合)インストールができるようにしてくれます。
「PMS Utility」の短所は
標準の「PMS Utility」が存在してないということです。
それため、「PMS Utility」のコマンドがLinuxのデプロイメント版により色々変わります。
まず、世界的に有名なLinuxのデプロイメント版!! ー>これは、Linux次第がオープンソースなので、全部異なります。
1.Debian Base(ubuntu)
2.Redhat Base(CentOS)
大体のLinuxユーザーは(ほぼ99%)この2つの種類を使っていますので、
一般的にこの2つのLinuxを勉強します!!
一般的にこの2つのLinux
(command)dpkgという「PMS Utility」を使います。
dpkgというコマンドは
PMSと相互作用をするため(Shellのようなやつ。)のコマンドです。
一旦、ソフトウェアをインストール・・・などなどをするために、dpkgコマンドを使用します。
*dpkgとrpmというやつらはPMSでの中心部と言えます。
つまり、範囲的には dpkg != PMSですね!
dpkgとrpmは利用しにくいとよく知られています!そのため、Linux先輩(?)達はもっと使いやすそうな
コマンドをたくさん作っておきましたー!!
question:) →→
もっと使いやすそうなコマンド(ex, yum)をたくさん作っておく理由???
rpmはディペンデンシーがインストールされませんので、直接手動で1つ1つ全てのディペンデンシーを
インストールしなければなりません。
一方、yumは絡んでいるディペンデンシーまで一気にインストールされますので
楽だし、便利です。
(現在本人が使っているのがRedhat なので、これだけ記述します)
各自のシステムのfrontend toolを持っています。
(frontend toolとは、あるアプリケーションに入るための入り口みたいな意味)
frontend toolの中で、一番使われているのが
みんなよく知っている「yum 」です!!!
frontend toolは追加されたユーティリティーですが、当たり前というか全部 rpm コマンドを基盤としてます。:)
具体的なコマンドの(機能)の詳細については2-2で記録しておきます。